トレースルート(オンライン)
WebサイトやIPアドレスまでパケットがたどるインターネット経路を、8都市から同時にホップごとに確認できるトレースルートです。どのネットワークがパケットを運ぶのか、どこで時間が加わるのか、ロスが本物かどうかがわかります。世界から自分までの経路をトレースすることもできます。
wikipedia.orgは全8都市から応答しています:サンパウロから1.1 ms、シドニーから200 ms。
wikipedia.org·6個のアドレス·6か所·5〜19ホップ·Wikimedia FoundationAS14907·記録済みの実行例です。「トレース」を押すとご自身の結果が表示されます
wikipedia.orgは各都市を、サンノゼ、アッシュバーン、アムステルダム、サンパウロ、シンガポール、マルセイユにある6個の異なるアドレスに振り分けています。- ヨハネスブルグからの時間はホップ5で158 ms増えます。ここでCogentがヨハネスブルグからロンドンへ(9,100 km)渡っているためで、距離によるものであり問題ではありません。
- シドニーからのホップ4〜8は、シドニー、パース、シンガポールにあるのにすべて約98.1 msで応答します。パケットはトンネルを通っており、各応答はまずトンネルの出口まで進んでから戻ってきます。
8都市から
0〜250 ms · 全都市で同じ目盛り
ヨハネスブルグwikipedia.org
185.15.58.224- 1–4RFC 3927Vultrのネットワーク内のプライベートアドレス4個プライベートアドレス0%0.4 ms0.1–11.1
- 5206.249.1.25Cogent
AS174トランジットロス 0%ジッター 53.0159 ms158–159
ここから+158 ms:ヨハネスブルグ → ロンドン、9,100 km。距離によるもので、問題ではありません。 - 6be9736.ccr81.lon01.atlas.cogentco.com154.54.93.42Cogent
AS174トランジットロス 0%ジッター 53.7160 ms159–160
- 7ldn-b3-link.ip.twelve99.net62.115.9.28Arelion
AS1299トランジットロス 0%ジッター 59.6179 ms179–179
ロンドンの中で+14.3 ms:応答が、パケットの行きよりも長い経路で戻ってきています。 - 8ldn-bb2-link.ip.twelve99.net62.115.140.70Arelion
AS1299トランジットロス 0%ジッター 61.6185 ms185–185
- 9prs-bb2-link.ip.twelve99.net62.115.133.239Arelion
AS1299トランジットロス 0%ジッター 62.8188 ms188–188
- 10mei-b5-link.ip.twelve99.net62.115.124.57Arelion
AS1299トランジットロス 0%ジッター 62.8188 ms188–188
- 11wikimedia-ic-370330.ip.twelve99-cust.net62.115.147.133Arelion
AS1299トランジットロス 0%ジッター 69.8192 ms188–209
- 12irb-601.asw1-b12-drmrs.wikimedia.org185.15.58.143Wikimedia Foundation
AS14907宛先ネットワークロス 0%ジッター 61.9182 ms180–184
- 13wikipedia.org185.15.58.224Wikimedia Foundation
AS14907宛先ロス 0%ジッター 58.0174 ms174–174
ヨハネスブルグからのmtrレポート
ヨハネスブルグ → wikipedia.org Host Loss% Drop Rcv Avg StDev Javg 1. AS??? _gateway (169.254.169.254) 0.0% 0 5 0.3 0.2 0.2 2. AS??? 100.100.100.1 (100.100.100.1) 0.0% 0 5 0.3 0.0 0.1 3. AS??? 10.94.0.97 (10.94.0.97) 0.0% 0 5 3.0 4.0 3.8 4. AS??? 10.94.0.13 (10.94.0.13) 0.0% 0 5 0.4 0.1 0.2 5. AS174 206.249.1.25 (206.249.1.25) 0.0% 0 5 158.6 0.4 53.0 6. AS174 be9736.ccr81.lon01.atlas.cogentco.com (154.54.93.42) 0.0% 0 5 159.6 0.4 53.7 7. AS1299 ldn-b3-link.ip.twelve99.net (62.115.9.28) 0.0% 0 5 178.6 0.1 59.6 8. AS1299 ldn-bb2-link.ip.twelve99.net (62.115.140.70) 0.0% 0 5 184.7 0.1 61.6 9. AS1299 prs-bb2-link.ip.twelve99.net (62.115.133.239) 0.0% 0 5 188.2 0.1 62.8 10. AS1299 mei-b5-link.ip.twelve99.net (62.115.124.57) 0.0% 0 5 188.2 0.1 62.8 11. AS1299 wikimedia-ic-370330.ip.twelve99-cust.net (62.115.147.133) 0.0% 0 5 192.3 8.4 69.8 12. AS14907 irb-601.asw1-b12-drmrs.wikimedia.org (185.15.58.143) 0.0% 0 5 181.7 1.5 61.9 13. AS14907 wikipedia.org (185.15.58.224) 0.0% 0 5 173.9 0.1 58.0
トレースルートの仕組みは?
トレースルートは、通過できるルーターの数を1台ずつ増やしながらプローブを送ります。プローブが上限に達したルーターはそれぞれ応答を返します。その応答からルーターのアドレスと時間がわかり、DNSの逆引きでルーターの名前がわかります。
この上限がパケットのTTL(Time To Live、IPv6ではホップリミット)です。各ルーターはTTLを1減らし、0になったパケットを破棄して、ICMP Time Exceededメッセージを返します。1つ目のプローブは最初のルーターで、2つ目は2台目で尽き、やがて宛先に届いたプローブには宛先自身が応答します。
このページではMTRを実行し、すべてのプローブを繰り返します。各都市から1ホップあたり5パケットを送るため、各ホップに最小・平均・最大の時間とロス率が付きます。時間はすべてプローブが計測した往復時間で、行きと帰りに、ルーターが応答を作る時間を加えたものです。
TTLごとにプローブ1つ、サンノゼ → wikipedia.org5回中の最速 · 2026年10月23日
- TTL 1Oracle Cloud0.2 ms
- TTL 2Equinix0.4 ms
- TTL 3Equinix1.8 ms
- TTL 4Wikimedia Foundation2.0 ms
- TTL 5wikipedia.org1.7 ms
- プローブ。TTLはルーターを通るたびに1ずつ減ります
- TTLが0になると、ルーターはプローブを破棄します
- ルーターの応答:ICMP Time Exceeded

結論各都市からサイトへの到達状況を、最速の往復時間から最も遅いものまで1行で示します。応答元宛先を所有するネットワークと、サイトがいくつのアドレス・場所から応答したかを示します。計測からわかることホップから読み取った内容です。どこで時間が加わるか、区間の増加が単なる距離によるものか、ロスが本物かを示します。パケットの行き先各都市からの経路を世界地図に表示します。各ルーターは往復時間が許す場所にだけ配置しています。トレースルートの結果の見方は?
上から下へ読みます。各行は経路上のルーター1台で、その応答にかかった時間が並びます。大事なのは、時間が上がってそのまま下がらない場所と、宛先が応答するかどうかです。
ある行だけ時間が高く、次の行以降はそうでない場合、そのルーターは転送ではなく応答が遅いだけです。応答の作成は、ルーターのプロセッサーにとって優先度の低い処理だからです。あるホップの後に消えるロスは、ルーターが応答を制限しているものです。体感に影響するのは、最後の行まで続く時間とロスだけです。各行のアドレスはプローブが届いたインターフェースなので、同じルーターでも別の経路では別のアドレスに見えることがあります。
ムンバイ → wikipedia.orgを1行ずつ読むMTR、1ホップあたり5パケット
- 1ホップ番号TTLです。最初のルーターが1になります。
- 2ネットワークルーターの運用者:AS番号とブランドです。
- 3時間の増加時間が上がってそのまま続く場所で、通常は距離によるものです。
- 4ルーターの名前PTR名です。含まれる略号が都市を示すことがよくあります。
- 5宛先最後の行:訪問者のパケットに実際にかかる時間です。
トレースルートに* * *(アスタリスク)が出るのはなぜ?
アスタリスクは、時間内に応答がなかったプローブです。たいていはそのルーターがプローブに応答しないだけで、問題になるのは*が最後まで続く場合だけです。
各ツールはプローブごとに数秒待ち(LinuxとmacOSは5秒、tracertは4秒)、何も返ってこなければ*を表示します。ルーターは、まったく応答しない設定や、送る応答の数を制限する設定にできます。またファイアウォールは、プローブや応答をよく破棄します。途中のホップが*でも、その後に応答があれば、パケットは通過しています。
まったく応答しないルーター
正常ホップ3〜6は無応答ですが、ホップ7と宛先は応答しています。これらのルーターはパケットを転送しており、応答しないだけです。
サンパウロ → wikipedia.org · ホップ2〜8
一部のプローブにだけ応答するルーター
正常ホップ7は5回中2回応答し、その後のホップはすべてに応答しました。応答を制限しているだけで、何も失われていません。
サンパウロ → wikipedia.org · ホップ5〜9
宛先側がプローブを破棄
TCP 443を試すホップ8以降は上限の20ホップまで何も応答しません。宛先のネットワークかファイアウォールが、これらのプローブを破棄しています。
ムンバイの当サイトサーバー → bbc.co.uk (UDP) · ホップ5〜20
トレースルートとPing・MTR・pathpingの違い
Pingは1つの宛先の時間を計り、トレースルートは経路上のすべてのルーターを表示します。MTRはトレースを続けるので、各ホップに本物のロスとジッターの値が出ます。pathpingは同じ考え方の、Windows版の時間がかかるツールです。
従来のtracerouteは1ホップあたり3回プローブを送って次に進むため、1回落としたホップは33%のロスに見えます。MTRはラウンドを重ねて全ホップを繰り返し、pathpingは1ホップあたり250 ms間隔で100回の問い合わせを送ってから結果を出します。1つの経路ではなく接続全体をテストするには、Pingテストかパケットロステストを使ってください。
| 経路の表示 | Pingping host | トレースルートtracert host · traceroute host | MTRmtr host | pathpingpathping host |
|---|---|---|---|---|
| 経路の表示 | 全ホップ | 全ホップをリアルタイムで | 全ホップ | |
| ホップごとの時間 | 1ホップあたりプローブ3回 | 平均・最小・最大 | 100回の問い合わせ後 | |
| ホップごとのロス | 数回のプローブでは判断できない | すべてのラウンドを集計 | 1ホップあたりプローブ100回 | |
| エンドツーエンドの時間とロス | あり | 最後の行 | 最後の行 | あり |
| 所要時間 | 4秒 | 5〜30秒 | 停止するまで実行 | 1ホップあたり約25秒 |
| 使う場面 | 数値が1つ欲しいとき | 経路を知りたいとき | ロスが疑わしいとき | Windowsでロスを調べたいとき |
トレースルートが使うポートは?
固有のポートはありません。LinuxとmacOSのtracerouteは33434番以降のポートにUDPを送り、WindowsのtracertはICMPエコー要求を送ります。TCPモードでは、指定したポートにSYNパケットを送ります(443番ならほとんどのファイアウォールを通過します)。
UDPのプローブは誰も待ち受けていないポートを狙うため、宛先は「ポート到達不能」を返し、トレースはそこで終わります。問題なく表示されるWebサイトの手前でトレースが止まる場合は、ここでTCP 443に切り替えてください。ファイアウォールは、UDPやICMPよりもWebの通信を通すことが多いからです。ポート自体を確認するには、ポートチェッカーを使ってください。
各ツールがプローブに入れるもの既定値が先頭
- Linuxのtraceroutetraceroute hostIP · TTL 1、2、3…UDP宛先ポート33434以降
- macOSのtraceroutetraceroute hostIP · TTL 1、2、3…UDP宛先ポート33434以降
- Windowsのtracerttracert hostIP · TTL 1、2、3…ICMPエコー要求ポートなし
- ICMPモードtraceroute -I · mtrIP · TTL 1、2、3…ICMPエコー要求ポートなし
- TCPモードtraceroute -T -p 443 · mtr -T -P 443IP · TTL 1、2、3…TCP SYN宛先ポート443
- このページGlobalping MTRIP · TTL 1、2、3…ICMP · TCP 443 · UDP選択可能
Windows・Mac・Linuxでtracerouteを実行する方法(tracert)
Windowsではコマンドプロンプトを開き、tracertに続けてアドレスを入力します。macOSとLinuxではターミナルを開き、tracerouteと入力します。-d(Windows)または-nを付けると名前の逆引きを省略し、速く終わります。
tracertはICMPを送り、プローブごとに最大4秒待ちます。macOSとLinuxはUDPを送ります。mtr(macOSはHomebrew、Linuxはパッケージマネージャーで入手)を使うと、このページと同じホップごとのロスがわかります。自分のコンピューターからのトレースでは、オンラインのトレースでは見えない、自分のネットワーク内の最初のホップがわかります。このページでは、世界の各地から同じホストにどう届くかがわかります。
- Windows
- macOS
- Linux
- MTR
tracert -d example.com1ホップにつきプローブ3回、最大30ホップ。-dで名前の逆引きを省略し、より速く終わります。
$ traceroute -m 20 -w 2 -q 1 bbc.co.uk 1 103.118.16.254 (103.118.16.254) 3.815 ms 2 195.250.22.6 (195.250.22.6) 0.293 ms 3 delhi-203.197.239-201.vsnl.net.in (203.197.239.201) 0.880 ms 4 49.44.18.38 (49.44.18.38) 1.335 ms 5 10.70.14.97 (10.70.14.97) 2.130 ms 6 * 7 192.168.65.138 (192.168.65.138) 16.185 ms 8 49.44.53.3 (49.44.53.3) 17.261 ms 9 * 10 * 11 * 12 * 13 * 14 * 15 * 16 * 17 * 18 * 19 * 20 *
- 1ホップ1はサーバー自身のゲートウェイで、経路上の最初のルーターです。
- 21つだけの*は応答しなかったルーターです。トレースは次のホップへ進みます。
- 3ホップ8以降は上限の20ホップまで応答がありません。宛先側がこれらのUDPプローブを破棄しています。
あるホップで遅延が急に増えるのはなぜ?
たいていは、そのホップで経路が長い距離を、多くの場合は海や大陸を越えるからです。光ファイバー内の光は100 kmごとに往復約1 msかかるため、距離に見合った増加は正常です。
ケーブルは一直線に敷かれていないため、地図上の距離1,000 kmあたり約12.5 msを見込んでください。距離から見込まれる時間のおよそ2倍を超える増加や、経路が移動していないのに現れる増加は、迂回、混雑したリンク、または長い戻り経路を示します。各応答は、プローブが通ったのとは別の経路で戻ることがあります。MPLSトンネルの中では、すべてのホップがトンネルの出口までの時間を示すことがあり、別々の都市にある複数のホップが同じ数値を報告します。
時間が加わる場所:ヨハネスブルグ → wikipedia.org遅い応答は除外
距離によるもの? 往復は100 kmあたり1 ms1区間、2026年10月23日に計測
- ヨハネスブルグ → ロンドン9,100 km · 最低91 ms+158距離
- 距離から見た最小値(光ファイバー内の光)
- 実測した増加
トレースルートが途中で止まる・「要求がタイムアウトしました」と出る
トレースが止まるのは、たいてい宛先かその手前のファイアウォールがトレースルートのプローブを無視しているためです。サイトが表示されるなら、ネットワークは正常です。経路を疑う前に、TCP 443を試してください。
あるホップから最後まで*が続くが、サイトは表示される最もよくあるケース
宛先か、その手前のファイアウォールがトレースルートのプローブを破棄しています。TCP 443でもう一度実行してください。Webサイトへのアクセスに見えるため、たいてい通ります。サイトが表示されるなら到達できており、応答がなかったのはプローブだけです。
すべてのホップで「要求がタイムアウトしました」ホップ1から
自分のファイアウォール、VPN、またはネットワークが、プローブか応答をブロックしています。別のプロトコルを試すか、ネットワークの外にあるこのページからトレースしてください。
ホップ1か2のすぐ後で止まるルーターは応答するが、その先がない
プロバイダーへの接続が切れているか、プロバイダーのネットワークがプローブを破棄しています。Webサイトも表示されない場合は、ルーターを再起動し、トレース結果を添えてプロバイダーに連絡してください。
途中に*があり、後のホップは応答する応答しないルーター
これらのルーターはプローブに応答しないか、応答を制限しています。パケットは通過しているので、問題はありません。
同じ2つのアドレスが最後まで繰り返すルーティングループ
2台のルーターが、TTLが尽きるまでパケットを行き来させています。途中のネットワークの障害なので、そのネットワークのプロバイダーにトレース結果を送ってください。
時間の後に!H、!N、!Xルーターが到達できないと応答
ホスト到達不能、ネットワーク到達不能、または管理上の禁止です。ルーターがパケットを転送しない、またはできないと応答しています。アドレスが間違っているか、意図的にブロックされている可能性があります。
自分のIPアドレスまでの経路をトレースするには?
「自分へトレース」を選んでボタンを押すと、複数の都市のプローブがあなたの公開IPアドレスまでトレースします。インターネットからあなたのプロバイダーにどう届くか、あなたまでの途中のどこで時間が加わるかがわかります。
あなたのアドレスの手前の最後のホップは、通常は応答しません。家庭用ルーターはプローブに応答しないからです。Globalpingはすべての計測を公開するため、あなたのIPアドレスは公開結果の一部になります。トレースはボタンを押すまで開始せず、当サイトはあなたのアドレスを保存しません。
3か所から1つの家庭用回線へトレース(Jio、インド)MTR · 1ホップあたり5パケット
- ムンバイOracle Cloudホップ2で停止
- フランクフルトOracle Cloud211 ms
- アッシュバーンOracle Cloud245 ms
オンライントレースルート:よくある質問
トレースルートは何に使うのですか?
オンラインでトレースルートを実行し、インターネットの経路を確認するには?
tracertとtracerouteは同じですか?
トレースルートの* * *はどういう意味ですか?
トレースルートがWebサイトの手前で止まるのはなぜですか?
1つのホップだけ遅延が高いのは問題ですか?
自分のIPアドレスにトレースルートできますか?
トレースルートとMTRの違いは何ですか?
トレースルートのホップ数はいくつが普通ですか?
このトレースルートチェッカーは無料ですか?何が保存されますか?
足りないものはありますか?機能や新しいツールを提案する