SMTPとは?
SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)は、インターネット上でメールを送受信するための標準プロトコルです。メールクライアントからサーバーへの送信(サブミッション)とサーバー間のメール転送(リレー)の両方で使用されます。
SMTPはテキストベースのプロトコルで、クライアントとサーバー間のコマンド(EHLO、MAIL FROM、RCPT TO、DATAなど)のやり取りによって動作します。MXレコードがメールの宛先サーバーを指定し、SMTPがメールの配送を実行します。

SMTPサーバーのテスト方法
SMTPサーバーの接続性をテストするには、サーバーのホスト名とポートを指定して接続を試みます。テストではバナー応答、EHLO機能、暗号化サポートを確認します。
SMTPサーバーのホスト名を入力(例:smtp.gmail.com、gmail-smtp-in.l.google.com)。
テスト対象のポートを選択。25(サーバー間リレー)、587(STARTTLS送信)、465(暗黙的TLS)、2525(代替ポート)。
ツールが接続、バナーグラブ、EHLO送信、STARTTLS確認、TLS詳細の取得を自動で実行します。
telnet smtp.example.com 25SMTPポートの違い
SMTPには4つの主要なポートがあり、それぞれ用途と暗号化方式が異なります。
標準SMTPポート。サーバー間のメールリレーに使用。ISPにブロックされることが多い。
メールサブミッション用ポート。STARTTLSで暗号化にアップグレード。推奨ポート。
暗黙的TLS。接続開始から暗号化される。一部のレガシーシステムで使用。
非公式の代替ポート。ポート25や587がブロックされた場合に使用。
SMTP応答コードリファレンス
SMTPサーバーは3桁の応答コードでリクエストの結果を返します。主要な応答コードとその意味を理解することで、メール配送の問題を迅速に診断できます。
220 — サーバー準備完了、接続受付中
250 — リクエスト完了、アクション成功
354 — メールデータの入力を開始してください
421 — サービスが一時的に利用不可
450 — メールボックスが一時的に利用不可
550 — メールボックスが利用不可(存在しない、アクセス拒否)
554 — 接続拒否(IPブラックリスト、ポリシー違反)
SMTP暗号化とセキュリティ
メールの暗号化は送信中のデータを保護するために不可欠です。STARTTLSはプレーンテキスト接続をTLS暗号化接続にアップグレードする仕組みで、ポート25と587で使用されます。TLSv1.2以上が推奨されます。
メールサーバーのセキュリティは暗号化だけでなく、SPF、DKIM、DMARCによるメール認証も重要です。メールヘッダー解析でメールの配送経路と認証結果を確認できます。

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