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  5. WebRTCリークテスト

WebRTCリークテスト:VPNのIP漏洩チェック

ブラウザのWebRTCが、VPNやプロキシの裏にある本当のIPアドレスを漏らしていないか確認できます。WebRTCリークテストでは、ウェブサイトから見えるIPと、WebRTCが公開するすべてのアドレス(IPv4とIPv6)を比較し、各パブリックIPの背後にあるネットワークも表示します。

VPN漏洩チェックパブリック・ローカルIPIPv4・IPv6すぐに結果表示

ブラウザのWebRTCをテストしています…

ウェブサイトから見えるIP

通常のHTTPSリクエストによるものです。VPNがオンなら、ここにはVPNのアドレスが表示されるはずです。

WebRTCが公開したIP

WebRTC(STUN)の接続候補によるものです。ここにあって左側にないパブリックIPはリークです。

テストはブラウザ内で実行されます。GoogleのパブリックSTUNサーバーとipify.orgに接続し、各パブリックIPを当社のIP検索(ipinfo.io)に送ってネットワーク名を調べます。結果は保存されません。

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WebRTCリークとは?

WebRTC(Web Real-Time Communication)は、Google MeetやDiscordなどのサイトでビデオ通話、音声チャット、ファイル共有を実現するブラウザの技術です。2人を直接つなぐために、デバイスのネットワークアドレスを集め、STUNサーバーにパブリックIPアドレスを問い合わせます。

WebRTCリークとは、これらのアドレスから意図した以上の情報が明らかになることです。典型的なのはVPNの場合です。ウェブサイトからはVPNのIPが見えますが、WebRTCはトンネルの外でSTUNサーバーに問い合わせ、ISPから割り当てられた本当のパブリックIPを報告してしまいます。どんなウェブサイトでも、数行のJavaScriptで、許可を求めるダイアログを出さずにこれを引き起こせます。

ウェブサイトから見えるIPと、WebRTCが公開したIPアドレスを並べて表示したWebRTCリークテストの結果
左:ウェブサイトから見えるIP。右:WebRTCが公開したIP。右側にあって左側にないパブリックIPはリークです。

このWebRTCリークテストの仕組み

1
閲覧時のIPを調べる

ブラウザがIPv4専用とIPv6専用のサーバーに通常のHTTPSリクエストを送ります。これらのアドレスが、すべてのウェブサイトから見えるIPです。

2
WebRTCを実行する

実際には何にも使わないWebRTC接続を開き、その候補(candidate)だけを集めます。ローカルアドレスと、GoogleのSTUNサーバーが返すパブリックIPです。

3
比較する

WebRTCが閲覧時のIPとは異なるパブリックIPを公開していれば、それがリークです。各IPの背後にあるネットワーク名も表示されるので、VPNと並んで表示される本来のISPを見つけられます。

4
対策して再テストする

下記の対策のいずれかを行ってから、もう一度テストを押してリークがなくなったことを確認します。

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テスト結果の見方

安全WebRTCリークなし

WebRTCが公開したのは、ウェブサイトからすでに見えているIPだけでした。VPNまたはブラウザがWebRTCを正しく処理しています。

要対策WebRTCリークを検出

WebRTCが別のパブリックIP(通常は本当のIP)を公開しました。アクセスしたページでスクリプトを実行できる人なら誰でも読み取れます。

リークなしWebRTCが無効

ブラウザまたは拡張機能がWebRTCを完全にブロックしています。何も漏れませんが、ブラウザでのビデオ通話は使えません。

軽微ローカルIPが公開

古いブラウザでは192.168.1.20のようなローカルアドレスが表示されます。最近のChrome、Edge、Firefox、Safariはこれを隠し、通常は末尾が.localのランダムなmDNS名に置き換えます。

WebRTCリークを防ぐ方法

  • VPNの漏洩防止機能を使う:信頼できるVPNアプリの多くには、WebRTCまたは「リーク保護」の設定があるか、すべての通信をトンネル経由にしてSTUNリクエストもトンネルを通るようにしています。オンにしてから再テストしてください。

  • ChromeとEdge:どちらにも組み込みのスイッチはありません。Chrome ウェブストアからGoogle公式の拡張機能WebRTC Network Limiterをインストールしてください。VPN経由で閲覧している間、WebRTCがISPのアドレスを使うのを防ぎます。

  • Firefox:about:configを開き、media.peerconnection.enabledをfalseに設定します。WebRTCが完全にオフになるため、ブラウザでのビデオ通話は使えなくなります。

  • Brave:設定 → プライバシーとセキュリティ → WebRTC IP handling policy を開き、Disable non-proxied UDP を選びます。

  • スマートフォン:モバイルブラウザは設定項目が少ないため、WebRTCリークをブロックするVPNアプリに頼りましょう。

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VPNを使っていなくても気にする必要はある?

通常はありません。VPNやプロキシを使っていなければ、WebRTCが公開するパブリックIPは、普段の接続ですべてのウェブサイトからすでに見えているものと同じなので、新たに漏れる情報はありません。WebRTCリークが問題になるのは、VPN、プロキシ、Torのような仕組みを使って、意図的にIPを隠している場合です。

ローカルアドレスは、それより小さなプライバシーの問題です。192.168.1.20のようなローカルIPでインターネット上のあなたが特定されることはありませんが、ブラウザフィンガープリンティングの手がかりにはなり得ます。そのため最近のブラウザは、ローカルIPをランダムな.local名に置き換えています。

WebRTCリーク、DNSリーク、IPv6リーク

VPNから身元が漏れる経路は主に3つあり、それぞれ別のチェックが必要です。

このテストWebRTCリーク

トンネルを迂回するSTUNリクエストを通じて、ブラウザが本当のIPを公開します。

IPv6テストIPv6リーク

VPNがIPv4しかトンネルしないため、IPv6の通信がISP経由で出ていきます。VPN接続中にIPv6テストで確認してください。

DNSDNSリーク

DNSの問い合わせが今もISPのリゾルバーに送られ、アクセスしたサイトがすべてわかってしまいます。VPNアプリのDNSリーク保護をオンにしてください。当社のDNS検索ではドメインの名前解決の結果を確認できますが、DNSリークテストではありません。

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その他のプライバシー・IPツール

お使いの接続から何が見えているかを確認できる無料ツールです。

自分のIPアドレス確認

位置情報付きでパブリックIPv4・IPv6アドレスを表示します。

IPv6テスト

IPv6接続を確認し、IPv6リークを見つけます。

自分のUser Agent確認

ブラウザがすべてのウェブサイトに伝えている情報を確認できます。

IP検索

任意のIPアドレスの位置情報、ISP、ASNを調べます。

WebRTCリークテストに関するよくある質問

ブラウザのWebRTCが、ウェブサイトから普段見えているものとは異なるIPアドレスを公開していないかを調べるテストです。異なるIPが公開されていれば、本当のIPがVPNやプロキシを迂回して漏れています。

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