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ERR_NETWORK_CHANGED とは?原因と解決方法

Shaik Vahid2026年9月30日9 分で読める
Chrome の「接続が中断されました」ERR_NETWORK_CHANGED 画面と、試すべき解決策を並べた図
Chrome の「接続が中断されました」ERR_NETWORK_CHANGED 画面と、試すべき解決策を並べた図

ポイント

ERR_NETWORK_CHANGED(Chromium のエラー -21)は、ページの読み込み中にデバイスのネットワーク構成が変化したことを Chrome が検知し、もう存在しないかもしれない接続で処理を続ける代わりにリクエストを中止したことを意味します。原因は変化し続ける何かです。Wi-Fi の切断や別のネットワークへの切り替わり、VPN の再接続、仮想ネットワークアダプター(Hyper-V、VirtualBox、VMware、Docker)の有効・無効の繰り返し、IPv6 アドレスの変化などが該当します。1回限りのエラーなら再読み込みで解消します。繰り返す場合は、変化し続けているアダプターや接続を突き止めて安定させましょう。

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ERR_NETWORK_CHANGED とは?

ERR_NETWORK_CHANGED は、Chrome、Edge などの Chromium 系ブラウザが 「接続が中断されました」 という見出しと 「ネットワークの変更が検出されました。」 という一文とともに表示するエラーです。Chromium 内部ではネットエラー -21 にあたり、ソースコードには単に「ネットワークが変更された」と説明されています。

Chrome はオペレーティングシステムのネットワークの変化を常に監視しています。IP アドレスの追加や削除、ネットワークアダプターの接続や切断、デフォルトルートの別のインターフェースへの移動などです。ページの読み込み中にこうした変化が起きると、Chrome は使っていた接続がまだ機能するか確信できないため、応答を待ち続ける代わりにリクエストを中止し、このページを表示します。

つまり、このエラーは実際にはウェブサイトの問題ではありません。あなたの側で何かが変化したことを伝えています。1回だけなら正常な動作で、たとえば部屋を移動してノートパソコンが別の Wi-Fi アクセスポイントに切り替わったときに起こります。何度も繰り返す場合は、デバイスやネットワーク上の何かが変化を繰り返しているので、それを見つける必要があります。

メモ

ノートパソコンをスリープから復帰させた直後、有線 LAN ケーブルを差した直後、VPN をオンにした直後に1回だけ表示されたのなら、再読み込みするだけで大丈夫です。Chrome が本来の役目を果たしているだけです。以下の解決策は、エラーが何度も繰り返し表示される場合のためのものです。

「ネットワークの変更」とみなされるもの

ページの読み込み中に次のいずれかが起きると、このエラーが表示されます。

変化よくある原因
Wi-Fi が切断されて再接続する電波が弱い、ルーターのバンドステアリング、メッシュノード間の受け渡し
別のネットワークに切り替わるノートパソコンが保存済みの別の Wi-Fi に自動接続する、スマートフォンが Wi-Fi とモバイルデータ通信を行き来する
VPN が接続・切断・再接続する不安定な回線上で VPN クライアントが再接続する
仮想アダプターが有効・無効になるHyper-V、WSL2、VirtualBox、VMware、Docker の起動と停止
IP アドレスが変わるDHCP が新しいアドレスを割り当てる、IPv6 の一時アドレスが入れ替わる
アダプターの電源が切れるWindows の省電力機能が Wi-Fi カードをオフにする
有線 LAN ケーブルを抜き差しするドッキングステーション、緩んだケーブル、USB ネットワークアダプター

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ステップ1:何が変化し続けているのかを突き止める

やみくもに解決策を試す前に、変化が起きる瞬間を捉えましょう。Windows では、連続 ping で接続が途切れる様子をリアルタイムに確認でき、過去3日間のすべての切断を記録した詳細な Wi-Fi レポートも作成できます。

powershell
:: ブラウジング中も実行したままにします。「Request timed out」(日本語版では「要求がタイムアウトしました。」)の行 = 回線が途切れた
ping -t 8.8.8.8

:: Wi-Fi 履歴レポート(管理者権限のコマンド プロンプトで実行)
netsh wlan show wlanreport
:: C:\ProgramData\Microsoft\Windows\WlanReport\wlan-report-latest.html を開く

:: すべてのアダプターとその状態を一覧表示
ipconfig /all

Wi-Fi レポートの概要グラフで、エラーの発生時刻と重なる赤いエラーの丸印があれば、原因は無線回線です。Wi-Fi が安定しているようなら、ipconfig /all で余分なアダプターを探してください。vEthernet、VirtualBox Host-Only、VMware Network Adapter、VPN の TAP や WireGuard アダプターなどが、よくある原因です。数分空けて 自分の IP アドレス確認 に2回アクセスするのも有効です。アクセスのたびにパブリック IP が変わっているなら、接続または VPN が経路を切り替えています。

解決策1:Wi-Fi 接続を安定させる

  • 使っていない保存済みネットワークを削除する。 ノートパソコンが近所の Wi-Fi やスマートフォンのテザリングを記憶していると、メインの電波が弱まるたびにそちらへ切り替わることがあります。Windows では、設定 → ネットワークとインターネット → Wi-Fi → 既知のネットワークの管理 → 削除。Mac では、システム設定 → Wi-Fi → ネットワーク名の横の … ボタン → このネットワーク設定を削除。

  • バンドやノードの切り替わりを止める。 メッシュ Wi-Fi やデュアルバンドルーターは、デバイスを 2.4 GHz、5 GHz、別のノードの間で移動させます。特定の場所でエラーが起きるなら、ルーターやノードに近づくか、5 GHz 帯に専用のネットワーク名(SSID)を付けてそちらに接続してください。

  • ルーターを再起動する。 電源を抜いて30秒待ちます。長期間稼働しているルーターは不安定になることがあり、再起動すれば最新の DHCP リースも取得できます。

  • 有線 LAN でテストする。 ケーブル接続でエラーが消えるなら、問題は Chrome ではなく無線回線です。

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解決策2:VPN を確認する

VPN は接続や再接続のたびに、ネットワークアダプターとデフォルトルートを追加または変更します。これこそが Chrome の反応する変化です。弱い回線上の VPN は数分おきに再接続することがあり、そのたびに読み込み中のページが中断される可能性があります。

VPN を切断して、しばらくブラウジングしてみてください。エラーが止まるなら、VPN のサーバーやプロトコルを変更し(WireGuard は TCP 上の OpenVPN より再接続が速く、頻度も少ない傾向があります)、「最速サーバーに自動切り替え」のようなオプションをオフにして、VPN アプリを更新しましょう。

ヒント

オフィスのネットワークを離れると自動的にオンになる業務用 VPN(常時接続や信頼済みネットワークの機能)は、不安定な Wi-Fi 上でオンとオフを繰り返すことがあります。社用 VPN を入れたノートパソコンで主にこのエラーが出るなら、IT 部門に ERR_NETWORK_CHANGED が出ていることを伝えてください。

解決策3:不要な仮想ネットワークアダプターを無効にする

仮想化ツールは独自のネットワークアダプターを作成します。Hyper-V と WSL2(vEthernet アダプター)、VirtualBox、VMware、Docker Desktop、一部の VPN アプリがこれにあたります。これらのツールが起動・停止するとアダプターが現れたり消えたりし、Chrome はそのたびにネットワークの変更として検知します。

ネットワーク接続 を開き(Win + R を押し、ncpa.cpl と入力して Enter)、不要な仮想アダプターを右クリックして 無効にする を選びます。実際の Wi-Fi や有線 LAN のアダプターはそのままにしてください。そのツールを使っている場合は、ブラウジング中は終了しておくか、終了した状態でテストして原因かどうかを確かめましょう。

注意

vEthernet アダプターを無効にすると、再び有効にするまで WSL2 と Docker のネットワークが使えなくなります。また、VPN のアダプターを無効にすると、その VPN は動作しなくなります。アダプターは1つずつ無効にし、何を変更したかをメモしておいてください。

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解決策4:Wi-Fi の省電力機能をオフにしてドライバーを更新する

Windows は電力を節約するために Wi-Fi カードを一時的にオフにすることがあり、一部のドライバーはその後に再接続します。再接続のたびにネットワークの変更が発生します。

  • デバイス マネージャー を開き(スタートを右クリック → デバイス マネージャー)、ネットワーク アダプター を展開します。

  • Wi-Fi アダプターをダブルクリック → 電源の管理 タブ(アダプターにある場合)→ 電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする のチェックを外します。

  • ドライバー タブで ドライバーの更新 を選ぶか、ノートパソコンのメーカーやチップベンダー(Intel、Realtek、MediaTek、Qualcomm)から最新のドライバーを入手します。古い Wi-Fi ドライバーは、接続が繰り返し途切れるよくある原因です。

  • 設定 → システム → 電源とバッテリーにあるバッテリー節約機能も、Wi-Fi の性能を下げることがあります。電源につないだ状態でテストしてください。

解決策5:IPv6 アドレスの変化を切り分ける

IPv6 では、通常デバイスは固定のアドレスに加えて、定期的に入れ替わる 一時的なプライバシーアドレス を持っています。また、ルーターが新しいプレフィックスを通知することもあります。ネットワークによっては、特にルーターが不安定な場合や ISP の IPv6 が再起動を繰り返す場合に、こうした変化が頻繁に起こり ERR_NETWORK_CHANGED を引き起こします。

テストとして、Wi-Fi または有線 LAN のアダプターで IPv6 をオフにします。ncpa.cpl → アダプターを右クリック → プロパティ → インターネット プロトコル バージョン 6 (TCP/IPv6) のチェックを外す → OK。エラーが止まるなら、本当の解決策はルーター側にあります(ファームウェアを更新するか、IPv6 が不安定なことを ISP に問い合わせる)。インターネットでは IPv6 が優先される場面が増えているので、可能であれば後で IPv6 をオンに戻してください。

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解決策6:DNS をフラッシュしてネットワークスタックをリセットする

ここまでで思い当たるものがなければ、Windows のネットワーク設定を初期状態に戻します。管理者権限のコマンド プロンプトで次のコマンドを実行し、再起動してください。

powershell
ipconfig /flushdns
netsh winsock reset
netsh int ip reset
ipconfig /release
ipconfig /renew

注意

ネットワークのリセットは、すべてのネットワークアダプターを削除して再インストールします。Wi-Fi のパスワードを再入力する必要があり、VPN クライアントや仮想アダプターの再インストールが必要になる場合もあります。まずは上記の個別の解決策を試してください。

完全にリセットするなら、Windows 11 の設定 → ネットワークとインターネット → ネットワークの詳細設定 → ネットワークのリセット で、すべてのアダプターを再インストールできます。その後、Chrome でも DNS をフラッシュ します。chrome://net-internals/#dns を開き、Clear host cache をクリックしてください。

Mac で ERR_NETWORK_CHANGED を解決する

  • 余分なネットワークサービスを削除する: システム設定 → ネットワークには、すべてのインターフェースが表示されます。Bluetooth PAN、iPhone USB、Thunderbolt ブリッジ、古い VPN の項目は、現れたり消えたりすることがあります。使っていないものは削除するか、非アクティブにしてください。

  • 他のネットワークへの自動接続を止める: システム設定 → Wi-Fi → 保存済みネットワークの横の … ボタン → たまにしか使わないネットワークの 自動接続 をオフにして、Mac がそちらに切り替わらないようにします。

  • VPN とネットワーク拡張機能を確認する: 一部のセキュリティツールや VPN クライアントは、ネットワークフィルタをインストールします。1つずつ終了してテストしてください。

  • リースを更新する: システム設定 → ネットワーク → Wi-Fi → 詳細… → TCP/IP → DHCP リースを更新。

Android と iPhone で ERR_NETWORK_CHANGED を解決する

スマートフォンは Wi-Fi とモバイルデータ通信を自動的に切り替えます。この切り替えもネットワークの変更です。Android の アダプティブ接続 や モバイルデータへの自動切り替え(Switch to mobile data automatically)、iPhone の Wi-Fi アシスト(最近の iOS では Connectivity Assist に置き換え)は、Wi-Fi が弱いときやインターネットにつながらないときにモバイルデータ通信へ切り替えます。電波の弱い Wi-Fi でこのエラーが頻繁に出るなら、そのネットワークにいる間はこの機能をオフにするか、ルーターに近づいてください。

また、VPN アプリや広告ブロックアプリの多くはローカル VPN として動作するため、テストとしてオフにしてみてください。Android では プライベート DNS を「自動」に設定します。各オプションの意味は プライベート DNS の解説 をご覧ください。

ヒント

最近の iOS では、Connectivity Assist は設定 → Wi-Fi(下にスクロール)にあります。古いバージョンでは、Wi-Fi アシストは設定 → モバイル通信の一番下付近にあります。Android ではメーカーによって項目名が異なります。「ネットワークとインターネット」または「接続」の中で、「モバイルデータに切り替え」(Switch to mobile data)や「アダプティブ接続」を探してください。

ERR_NETWORK_CHANGED と似たエラーの違い

エラーコード何が起きたか
ERR_NETWORK_CHANGED-21リクエストの途中でデバイスのネットワーク構成が変化した
ERR_INTERNET_DISCONNECTED-106デバイスがネットワークにまったく接続されていない
ERR_CONNECTION_RESET-101確立済みの接続が TCP リセットで切断された
ERR_NAME_NOT_RESOLVED-105DNS がドメインを見つけられなかった

Wi-Fi はつながっているのに何も読み込めない場合は、Wi-Fi に接続済みなのにインターネットにつながらない場合の対処法 を参照してください。ネットワークの変更ではなくリセットでページの読み込みに失敗する場合は ERR_CONNECTION_RESET、DNS の問題なら DNS サーバーが応答しない場合の直し方 をご覧ください。Ping ツール では、当社のサーバーからサイトがそもそも応答するかどうかを確認できます。

パブリック IP は変わっていませんか?

DNS Robot の「自分の IP アドレス確認」ページを今開き、数分後にもう一度開いてみてください。アクセスのたびにパブリック IP や ISP が変わっているなら、接続または VPN が経路を切り替えています。これこそが ERR_NETWORK_CHANGED を引き起こす原因です。

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よくある質問

ページの読み込み中に、Wi-Fi の再接続、VPN の接続、仮想アダプターの出現など、デバイスのネットワーク構成の変化を Chrome が検知し、リクエストを中止したという意味です。Chromium ではネットエラー -21 にあたります。ウェブサイト自体は通常問題ありません。

関連ツール

What Is My IPPing ToolDNS Lookup

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WiFi Connected But No Internet? 12 Fixes That Actually WorkDNSサーバーは応答していません:直し方ガイド(ステップバイステップ)ERR_CONNECTION_RESET とは?原因と解決方法

目次

  • ERR_NETWORK_CHANGED とは?
  • 「ネットワークの変更」とみなされるもの
  • ステップ1:何が変化し続けているのかを突き止める
  • 解決策1:Wi-Fi 接続を安定させる
  • 解決策2:VPN を確認する
  • 解決策3:不要な仮想ネットワークアダプターを無効にする
  • 解決策4:Wi-Fi の省電力機能をオフにしてドライバーを更新する
  • 解決策5:IPv6 アドレスの変化を切り分ける
  • 解決策6:DNS をフラッシュしてネットワークスタックをリセットする
  • Mac で ERR_NETWORK_CHANGED を解決する
  • Android と iPhone で ERR_NETWORK_CHANGED を解決する
  • ERR_NETWORK_CHANGED と似たエラーの違い
  • よくある質問